株式会社スノーピーク(山井梨沙代表取締役 社長執行役員・本社:新潟県三条市中野原)は4日、宮崎県都城市(池田宜永市長)が公募した「関之尾公園実施設計及び管理運営業務委託事業者」で指定管理予定者に選定され、覚書を締結したと発表した。宮崎県内でスノーピークの直営キャンプフィールドとストアが開業するのは初めて。
2024年度のリニューアルを目指す「関之尾公園」では、移りゆく自然の美しさを感じられるキャンプフィールドに加え、スノーピーク直営のストアや地元事業者による飲食施設などを備える予定。スノーピークはこれまで培ってきたアウトドアの知見を生かしながら都城市とより連携し、関之尾というエリアの魅力をより伝えられる、感じられる拠点を目指す。
都城市は宮崎県の南西端に位置し、宮崎市に次く県内で2番目に人口の多い主要都市。霧島連峰など雄大で緑豊かな山々に囲まれ、春夏秋冬、山々の彩りを通して日本の四季を感じることができる。
都城市は自然資源に恵まれ、幅40m、高さ18mの大きさを誇る「関之尾滝」はり「日本の滝100選」に選ばれた。火山の噴火によって形成された珍しい地形で、国の天然記念物にも指定されている「関之尾甌穴群(おうけつぐん)」をはじめ、牧場や公園など自然を楽しむスポットが多く、多くの観光客を魅了している。
また、豊かな自然が育んだ肉や焼酎が全国的にも人気で、ふるさと納税寄付額でも日本一を記録している。