七夕の短冊に交通安全の願いを込めてと新潟県警燕署は5日、燕市吉田東栄町の「きららおひさまこども園」(宮路絵里園長・園児205人)で園児から交通安全七夕飾りをしてもらった。
昨年、初めて燕署に小学生から来てもらって交通安全七夕飾りを行ったが、より多くの子どもたちに交通安全の願いが届くようにと、ことしはこども園に出向いて行った。
保護者参加を兼ねて行い、感染防止のため5歳児26人ずつ2クラスに分け、遊戯室に立てた2本のタケに児童が交通安全の願いごとを書いた短冊を下げた。また、「横断歩行者を守ります宣言」を行った15団体のうちタイコーエクスプレス、福田道路、ヤマト運輸、燕市役所が書いた合わせて18枚の短冊も下げた。
短冊には「じてんしゃにあんぜんにのれますように」や「じこにあいませんように」という願いや「つよくなりたいです」と無邪気なものもあった。
燕署員は、子どもの交通事故被害は、歩いているときよりも車に乗っていてチャイルドシートを締めていなかったためにけがをすることが多いことを話した。さらに署員が県警の「ケンちゃん」人形を使った腹話術を使って横断歩道の渡り方を指導したり、反射材をプレゼントしたり、みんなで唱歌「たなばたさま」を歌ったりした。
このあと七夕飾りをスーパー「原信吉田店」に移動し、8日まで展示している。