参院選新潟選挙区(改選1)に立候補している現職の森裕子氏(66)は選挙戦最終日の9日、JR新潟駅万代口でマイクを納めを行って18日間の選挙戦を締めくくった。
連合新潟の牧野茂夫会長、選挙対策本部長の菊田真紀子衆院議員、立民党幹事長の西村智奈美衆院議員のあいさのあと森氏があいさつした。前日に銃撃されて亡くなった安倍前首相に哀悼の誠をささげ、「与野党を超えて民主政治家にとって暴力で言論を封殺する。こんな恐ろしいことはない」と述べた。
「どなたも棄権することなく皆さまが投票することが、この国の、日本の民主主義を守ることになる」と投票に出掛けるよう呼びかけた。
「今回の選挙は強大な中央の権力と、わたしたち草の根の民主主義の壮絶な戦いだった」と選挙戦を振り返り、「必ず勝利をつかんで再び国会で皆さまのために戦う」と4選を誓った。最後に森氏の長女も「母をもう一回、国会で皆さまのために働かせてください」と頭を下げた。