新潟県燕市粟生津地区の夏まつり「粟生津まつり」が16日、粟生津体育文化センター周辺道路を会場に開かれ、おまつりステージ、よさこい演舞、屋台・縁日コーナー、灯りの祭典、最後は花火でフィナーレとなった。
ことしも粟生津のコミュニティー組織「親栄会」(荒木正美会長)が中心となって運営し、子どもからおとなまでが夕涼みがてらにどっと訪れた。
ことしの目玉は「花火と音のファンタジー」。最近はあかりの展示に力を入れてきたが、最後にどかんと花火で盛り上げようとなった。
市販の花火を使った延長約15メートルのナイアガラ花火を用意し、BGMが流れるなかで火を放った。あわせておもちゃの打ち上げ花火やネズミ花火も使った。
手製とは思えない花火に子どもたちも歓声を上げて喜んだが、いちばん喜んだのは花火師役を務めたおとなたち。「おもしぇー!」と目を輝かせ、しまいにはネズミ花火を投げ合って子どものようにキャッキャとはしゃいだ。
花火が終わると「暑さに耐えてよく頑張った!」と自画自賛。手を上げて「イェーイ!」と喜んでハイタッチ。客もおぜん立てした方も大満足のまつりだった。