新潟県燕市吉田北地区の夏まつり「北地区ふるさとまつり」17日、吉田北体育文化センターで開かれた。3年ぶりで規模を大幅に縮小して夕涼み会のイメージだったが、感染拡大前を思い出させるような人出でにぎわった。
これまでまつりのメーンだった飲食販売やステージイベントはほぼ中止。屋内に小学生が絵柄を描いた風鈴を下げてイルミネーションを飾り、ステージイベントは飛び入りのカラオケていど。おもちゃの販売、金魚すくいやヨーヨー釣りの縁日遊び、最後に花火で締めくくった。
例年とは比べものにならない規模だったので、来場者は少ないだろうとたかをくくっていたいが、とはいえ3年ぶりの待ちに待った夏まつり。子どもたちにとっては夏の夜にみんなで外で遊べるとあって、ふたを開けてみれば感染拡大前と変わらないほど大勢の人が来場した。
芝生の上を走り回ったり、ブランコをこいだりも、夏の夜ならそれだけでも特別。時間を忘れてはしゃしでいた。最後の花火は市販の花火を使ったものだが、子どもたちは歓声を上げて大満足だった。