永塚製作所のMAGIPをリサイクル可能な素材に置き換えたTypeR (2022.7.19)

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米国に本社を構え、世界20カ国以上で廃プラスチック問題解決に取り組むテラサイクルの日本法人、テラサイクルジャパン合同会社(神奈川県横浜市・エリック・カワバタ アジア太平洋統括責任者)は19日、有限会社永塚製作所(能勢直征代表・新潟県三条市)とともに、ゴミ拾いトング「MAGIP typeR(マジップ タイプアール)」を共同開発したと発表した。

テラサイクルジャパンと永塚製作所が共同開発した「MAGIP typeR」
テラサイクルジャパンと永塚製作所が共同開発した「MAGIP typeR」

MAGIPは全国各地の海岸清掃をはじめ環境保全団体や行政、スポーツGOMI拾い大会の公式トングにもなっている永塚製作所の製品。それををベースにtypeRを開発した。

すべてリサイクルが容易な素材で構成されている環境対応商品で、リサイクルした再生原料を活用した。テラサイクルが旭化成ホームプロダクツ株式会社とともに運用している「Ziplocリ サイクルプログラム」で、消費者から回収したZiplocコンテナをリサイクルした再生原料をグリップ部分に使った。

樹脂パーツは、すべてリサイクル可能な素材に置き換え、グリップ部分はテラサイクルとパートナーであるプラスチックの総合リサイクル企業、協和資材株式会社が最適配合を計算した100%再生ポリプロピレン樹脂を使用した。

金型の設計は、永塚製作所と株式会社曙産業(大山剛代表取締役・新潟県燕市)が担当。企画段階では世界的な原料の暴騰と調達難が発生し、先端のキャップ部分もリサイクル可能なEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)製に置き換えた。本体のステンレスも含め、すべてがリサイクルが容易な素材で構成される環境対応商品に生まれ変わり、Recycle の「R」を冠したtypeRと命名した。

再生原料を使っていることもあり当面は一般販売は行わず特注品となる。販売価格は未定。テラサイクルでは、今後も同社が運用するリサイクルプログラムを通じて消費者から回収されたさまざまな使用済みプラスチック容器などをベースにした第2弾、第3弾の製品開発を予定している。

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