「まちやま」のオープンに沸いた三条市では、同じく24日、三条市立大学OPEN CAMPUS(オープンキャンパス)2022が開催され、県内外の高校生89人、保護者78人の合計167人が科学実験やものづくり体験、先輩大学生によるキャンパスツアーに参加した。
【寄稿:滝沢亮三条市長】
両親とともに訪れた新潟市立万代高校3年の藤井風汰(ふうた)さんは「高校2年生の後半から三条市立大学を目指している。車で高速道路を走っている際に外観を見ていたので建物の中に入ることができてよかった。バレーボール部を引退したばかりなので、これから受験勉強に打ち込みたい」と話した。藤井さんのお母さんも「給付型の奨学金が充実しているとの説明があり、親としては安心する」と地元企業・地元企業人を中心とする奨学金の存在に親御さんならではの一言。
県外からも多くの高校生が参加。千葉県立柏の葉高校3年の石井洋輔さんも両親とともに参加。「新潟に来たのは今回が初めて。ものづくりシアターでの体験が楽しかった。」と話すと、なんと大阪から夜行バスで来てくれた女子高生も。「こういう大学に入りたいと思っていた。経営やマネジメントも学べるのは嬉しい」と。
今回のオープンキャンパスは将来の後輩のために現役の市立大学生も大活躍。1年生の千明(ちぎら)淳之介さん、同じく1年生の藤田洸香(ほのか)さんは「ものづくり大好きな子がたくさん参加してくれていた。私たちが話した高校生20人の来年の受験は確実かな。試験を突破して絶対に入学してほしい」とエールを送った。
次回の三条市立大学オープンキャンパスは9月17日(土)を予定している。