新潟県燕市燕地区の夏まつり「第49回飛燕夏まつり」が23、24日の2日間開かれた。感染対策で会場を分散したり、新たにイベントを企画したりと感染対策に取り組みながら最後は例年通り大通りで「燕ばやし」の踊りの輪で締めくくった。
7月中旬から感染者が急増していることもあって参加を見合わせた団体が多く、参加者は例年の3年前の4分の1、430人にとどまった。踊りの輪も宮町商店街だけで余裕で収まり、150メートル足らずで折り返した。
「燕ばやし」はカラオケに合わせた生歌のところ、ことしは生歌はなく都はるみさんの歌入りバージョン。また、夜ではなく日没前の明るい時間帯に行ったので、盛り上げりに欠けたのは否めなかった。
録音なので曲がフェードアウトしては頭から再生を繰り返し、踊り始めて30分とたたずに曲がフェードアウトすると終了をうながすように拍手がわいた。
形を変えながらでも3年ぶりの飛燕まつりの行事をすべて無事に終わることができ、来年につながるフィナーレとなった。