新潟県弥彦村は、弥彦産枝豆の消費拡大プロモーションの一環で30日に埼玉県越谷市の「ファーマーズ マルシェ ヴェルジェ越谷店」へ「枝豆キャラバン」に向かうのを前にその成功と弥彦産「伊彌彦(いやひこ)ちゃまめ」と「伊彌彦えだまめ」の豊作を祈願しようと29日、弥彦神社で成功祈願祭を行った。
弥彦村では枝豆の生産を強化しブランド化を推進しようと昨年は枝豆共同選果場を開設するなど取り組んでいる。枝豆キャラバンは今回が初めて。トップセールスで小林豊彦村長や農業者が参加し、「伊彌彦ちゃまめ」を扱っている「ファーマーズ マルシェ ヴェルジェ越谷店」で、試食用の「伊彌彦ちゃまめ」300食を配布し、来店客に味わってもらう。
成功祈願祭には小林村長をはじめ村議やJA関係者、農業者ら15人ほどが参列して神事を行ったあと、枝豆キャラバンの参加者が乗るバスのおはらいを受けた。バスのボディーには「新潟県弥彦村枝豆キャラバン」などとあるプレートを張った。
小林村長は「関東だけに市場を限定すると競争が激しくなるのは目に見えてるのでそれ以外でも弥彦の枝豆を買って食べていただけるルートをつくりたい」と期待した。
このあと今シーズンの枝豆キャラバンは、4日に大阪で開かれる関西新潟県人会と、9月3、4日と名古屋で開かれる全国の県人会のイベントに出向く計画だ。