感染急拡大だが6日の三条花火に変更なし (2022.7.30)

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新型コロナウイルス第7波による感染の急拡大を受けて新潟県新潟市は29日、8月5日から3日間の新潟まつりの民謡流しを中止、花火大会の延期を決めたが、三条市の第18回三条夏まつりは6日に大花火大会を予定通り行う計画だ。

三条夏まつりのポスター
三条夏まつりのポスター

大花火大会は例年通り午後7時半から9時半まで旧競馬場堤外地を打ち上げ場所にスターマイン37組、ナイアガラと市民の花火が1組ずつ、10号玉192発、7号玉42発、5号玉58発を打ち上げる。

3年前と比べてスターマインが3組増え、ほかも前回より増えた。協賛企業は過去2年は花火の出費がなく、感染拡大に疲弊する市民を元気づけようという思いもあるか、近年では最大規模の花火大会となる。

観覧場所は六ノ町河川緑地と三条防災ステーションの一部。駐車場は旧三条競馬場、総合グラウンド、共和工業、ホクリク総業を借り、駐輪場は八幡公園内と三条水防学習館裏斜面下。

感染防止のため会場の飲食提供ブースはない。花火大会のようすはYouTubeでのライブ配信し、NCTでも生中継される。観覧者には接触確認アプリ(COCOA、新潟県新型コロナお知らせシステムなど)のインストールを推奨している。

花火観覧場所の六ノ町河川緑地にはすでにちょうちんが下がっている
花火観覧場所の六ノ町河川緑地にはすでにちょうちんが下がっている

協賛行事で三条カメラ商組合主催のカラー写真コンテストが行われ、三条鍛冶道場では6日午前9時から午後3時まで小学生以下を対象にアルミニウムを使ったペーパーナイフ作り(参加費200円)が行われる。図書館等複合施設「まちやま」では、6日午後2時から10時までミニ科学実験、縁日、飲食・キッチンカー出店、ミニあかり展示が行われる。

三条夏まつりは3年ぶりの開催。感染防止のため民謡流しや三条総踊りなど花火以外の行事はすべて中止し、例年なら3日間とのころ1日だけに規模を縮小した。

しかしここにきて感染者が急増。三条市の新規感染者は27日の124人で初めて100人の大台を超え、28日175人、29日129人で推移し、滝沢亮三条市長は29日に市民に感防止やワクチン接種の協力を呼びかけるメッセージを出した。

8月2、3日の長岡花火は予定通り開催されるが、新潟まつりの花火は延期され、じわじわと外堀が埋まっているような状況だが、延期や中止を検討しようという話も上がってなく、これ以上、感染が拡大しないよう願うばかりだ。花火業者では三条夏まつりの花火を中止、延期するなら8月3日がタイムリミットとしている。


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