盆の帰省シーズンにあわせて燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は13日から16日まで「お盆フェア」を開いて、帰省客に土産の購入をPRしている。
燕三条Wingでは、ものづくりのまち燕三条地域を象徴する金属加工製品から食品まで幅広く燕三条産の商品を集めて販売しており、土産を買い求めるには最適なスポットのひとつだ。
盆と年末年始のフェアは恒例。今回のお盆フェアでは、期間中は3,000円以上の買い上げで三条カレーラーメン、車ふミニ、温泉の素2袋、コーヒースプーン2本組、30,000円以上の買い上げてチタンタンブラー、ウォーターシャープナー、コーヒートリップポット、キッチンばさみのうちいずれか1つをプレゼントしている。
さらに燕三条の技を体験できる有料の3つの体験コーナーを開設。13、14日の午前11時から午後4時まで銅タンブラー鎚目(つちめ)入れ体験、14日の午前11時から午後3時まで木の葉の箸(はし)置きづくり体験、15日の午前11時から午後4時まで六角凧絵付け体験を行う。
新型コロナウイルスの感染拡大中のこともあって帰省を思いとどまった人も多いのか、初日13日の燕三条駅の利用者は少なく、それに比例して燕三条Wingの来店客も少なかったが、帰省客は実際に商品を手に取るなどして土産を品定めしていた。
初日の銅タンブラー鎚目入れ体験は参加費2,500円で、銅タンブラーを金づちでたたいて自分で鎚目の装飾を施すことができる。東京都台東区に住む女性(39)も体験に挑戦した。
10日から三条市下田地区の実家に帰省。この日は午前11時半発の新幹線で帰る予定だったが、道路の混雑で遅れてしまい、あとの列車を待つ間に体験に参加した。
以前にも燕三条Wingで木の葉のはし置きを作る体験したこともあり、今回は新しい体験に挑戦。「手がすごく痛くて」と言いながらも「友だちに見せたら買ったものとわからないくらいになるかも」と集中して金づちの音を響かせていた。
感染拡大で帰省を見合わせており、3年ぶりの帰省。実家でゆっくり過ごすことができ、「野菜をたくさん作っていて、夏野菜をたくさん食べました」とにっこり。地ビールも買って帰ることにしていた。