フェーン現象もあって22日の新潟県は高温となり、三条市は全国で6番目の最高気温35.4度を観測。長岡市では全国1位の36.8度を記録した。
三条市の明け方の最低気温は22.8度と平年並みだった。朝から晴れて午前10時には30.5度と30度を超え、午後からはしだいに薄雲が広がったが気温はじわじわ上がって午後3時45分に最高の35.4度に達し、猛暑日となった。
新潟の予報は翌23日も晴れて予想最高気温32度の猛暑が続くが、その後の1週間ほどは雨が降りがちな天気が続く。
海岸部の長岡市寺泊地区では、今が盛りと花を咲かせるキツネノカミソリの群生が見られる。ヒガンバナ科の多年草で、大きな線香のように直立した花茎の頂点に花を咲かせる姿はヒガンバナのように見えることもあるが、花の色は火のように赤いヒガンバナと違ってオレンジ色。花の形も異なる。
キツネノカミソリは秋の季語。立秋をとっくに過ぎて酷暑とはいえ「残暑」。確実に秋が進んでいるが、一方でまだまだ元気に咲くヒマワリもある。