25日に新潟県の燕市と長岡市にまたがって流れる大河津分水が通水から100周年を迎えたのを記念して燕市は27日、信濃川大河津資料館などを会場に独自の「大河津分水サンクスフェスタ〜百歳おたんじょう会〜」を開いて100年の大きな節目を祝った。
ステージイベントや青空市「ツバメルシェ」など1日たっぷりかけてさまざまなイベントが行われた。目玉にひとつが燕市PR隊鳥に就任しているプロ野球・東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」の来燕。県外を含め200人近いつば九郎ファンが来場した。
国交省北陸地方整備局信濃川河川事務所の今井誠所長が「つば九郎に大事な大河津分水100歳の誕生日にしっかりPRしてもらうべく一日信濃川河川事務所長をお願いしたい」と話すと、黙々とスケッチにペンを走らせていたつば九郎は、今井所長の似顔絵を披露して会場をわかせ、今井所長からつば九郎に一日信濃川河川事務所長のたすきをかけてあげた。
今井所長が大河津分水の大改修で使われる部品につば九郎からメッセージを書いてもらって川底に沈めると話すと、つば九郎は「G」と書くとし、今井所長が兵庫県出身と聞くと不機嫌になり、いつも通りに自由。「つば九郎先生」と呼ぶファンからの質問にも辛口なやりとりで会場をわかせていた。