27日(土)、28日(日)の2日間、新潟県三条市の三条パール金属スタジアムで3年ぶりの「三条野球祭り」が開かれている。プロ野球ファーム交流試合で阪神と巨人が対戦。三条野球祭りでの伝統の一戦は初めてだ。
試合開始前に滝沢亮三条市長があいさつし、三条野球祭りのポスターの絵に採用した大崎学園1年の渡邉楓乃(わたなべ かの)ちゃん(6つ)が始球式を行って幕を開けた。
夏休みの恒例のファーム戦だが、新型コロナウイルス感染症の影響で2年続けて休んだため、3年ぶりの久しぶりの開催となった。
第7波の感染拡大中のこともあって前売り券の売れ行きは鈍かったが、当日券の販売が伸びて例年並みのにぎわいに。試合開始前は両チームのグッズを身につけたファンも目立った。プロ選手のパワーとスピードに圧倒され、感染防止のため声は出せないが、太鼓に合わせてメガホンや手をたたいて応援し、野球好きにはたまらない雰囲気だった。
心配された雨も試合終了までなんとか降らなかった。試合は阪神が4-1で勝った。少し前まで一軍だった三条市出身の阪神の渡邉雄大投手(30)は残念ながら登板せず、28日に期待。埼玉県出身で新潟医療福祉大卒の阪神の桐敷拓馬投手(23)は28日の登板予定になっている。
28日は正午試合開始。当日券もあり、おとな2,200円、小中高生1,100円。園児や幼児はチケットは必要ない。問い合わせは三条パール金属スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。