新潟県三条市下田地区の夏まつり「しただふるさと祭り〜雨生(まおい)の大蛇祭(だいじゃさい)」が27日、下田大橋下の五十嵐川左岸の特設会場で3年ぶりに開かれ、下田の人たちは久しぶりの夏まつりを満喫した。
河川敷にステージを設置し、屋台のテントがずらりと並んだ。感染防止のためメーンの大蛇行進やニジマスのつかみどりは中止。心配された雨は夕方に降って一時、中断することもあったが、ラストの花火まで五十嵐小文治石投げ全国大会や音楽にダンスにとさまざまな催しが次々と続いた。
大蛇みこしは「雨生ケ池の大蛇伝説」にちなむ。この大蛇は雨を降らせくてれるだけでなく、降ってほしくない時は降らないでくれる「しつけ水」という力もあるとも言われる。しただふるさと祭りは雨に降られず、ことしも最後までやり抜くことができた。