新潟県加茂市に3年ぶりに祭りの夜店が復活。31日を宵宮、9月1日を本祭とする加茂市加茂、青海神社(古川洸宮司)の秋季例大祭に合わせて加茂駅前から延びる大通りに87の露店が並んで子どもたちでにぎわっている。
新型コロナウイルスの流行で3年前に加茂市八幡町1、長瀬神社のことしも9月14、15日に行われる秋祭りに合わせた夜店以来の開催。感染流行以前は100店前後が出店しており、とくに出店が少ない印象はない。
加茂市では、出店者にワクチン接種証明か陰性証明の提示、店舗に消毒用アルコールの設置や飛沫防止シートの設置などを求め、子どもたちにも学校を通じて感染防止を呼びかけた。
子どもたちにとっては夜店がなければ祭りではない。31日はじっとしていても汗が噴き出す猛暑だったが、大通りには学生服や浴衣を着た子どもたちも目立った。3年前の中学生も今は高校1年生。待ちに待った祭り気分を味わっている。夜店は2日間とも正午から午後10時まで。
また、2日間とも午後8時から9時まで花火が上がる。31日は105番、1日は104番の計209番。ただし、ことしは仕掛け花火はなく、マスクをして間隔をあけて花火見物するよう呼びかけている。
青海神社では31日午後8時半から秋季例大祭の前宵祭、1日午前10時半から大祭、2日午後1時半から太々神楽を奉納する。