新潟県三条市下田地区出身の政治家、西潟為蔵(にしかた ためぞう)(1845-1924)を顕彰するNPO法人西潟為蔵会(理事長・弥久保宏駒澤女子大教授)は、10月30日(日)午後1時半から三条市体育文化会館で昨年に続いて西潟為蔵記念「地方創生フォーラム」を開き、小泉内閣の総理首席秘書官時代に注目を集めた飯島勲内閣官房参与を講師に迎える。
2部構成で第1部は時局講演。飯島氏が「新潟の可能性ー日本海側の夜明け−」をテーマに講演する。午後2時35分から第2部のパネルディスカッション。飯島氏と滝沢亮三条市長をパネリストに弥久保教授の司会で「西潟為蔵と地方創生」のテーマで討論し、4時に終わる。
西潟為蔵は第1回衆院選に当選した政治家。私財を投じて開削した新潟県三条市と福島県只見町をつなぐ八十里越は、今は国道289号の通行不能区間だが、2026年にも開通が見込まれている。開通が近づくにつれて西潟為蔵に対する注目が高まっている。
内田エネルギー科学振興財団の助成を受けて開く。定員500人、入場無料だが、予約が必要。申し込みは、名前、住所、連絡先をFAX(0427-08-8024)か電子メール(nishikatatamezokai@gmail.com)で送信する。問い合わせは事務局(電話・FAX:070-4462-4437・9〜18時)へ。