【燕市議選】分水地区から元法務教官の大島靖浩氏が出馬へ (2022.9.4)

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任期満了に伴う新潟県燕市の市議選(10月16日告示・23日投開票・定数20)に新人の元法務教官、大島靖浩(おおしま やすひろ)氏(59)=分水学校町2=が無所属で立候補する準備を進めている。

大島靖浩氏
大島靖浩氏

1962年9月20日に分水地区で生まれた。分水小、地蔵堂中、吉田商高から東海大武道学科を85年に卒業して法務省入省。多摩少年院の法務教官に就いた。法務教官は、少年院や少年鑑別所で非行を犯した少年が立ち直れるよう教育、相談、助言などを行う。

94年から2年間、外務省に出向して3年間、在ベルリン日本国総領事館副領事に就いた。その後、2006年には横須賀刑務所の教育専門官を務めたこともある。新潟少年学院の統括専門官を最後に定年より1年早くことし3月で退職した。

同時に矯正教育の研究者でもあり、東京矯正科学研究会や日本矯正教育学会で指導案を発表。退職後も各地で講演している。この10月には保護司となる予定。フードバンクつばめに協力している。小学5年生から始めた剣道は教士7段で、今は自身を育ててくれた地元の地蔵堂剣士会で子どもたちを指導し、自身は三条市の共栄館で学んでいる。

37年の国家公務員経験を市政に生かし、6つの約束を掲げる。約束は「つばめっ子の明るい未来をつくります」、「安全・安心なまちをつくります」、「地場産業(金属・農業等)のさらなる発展の機会をつくります」、「観光地としての燕市を積極的に広報します」、「誰一人取り残さないまち(社会)をつくります」、「保護司・民生児童委員の力をお借りし、セーフティネットをつくります」。

立候補を決めた理由について「施設内処遇は37年間、やってきた。今度は施設外で手助けをしたいと思った」と大島氏。「生きづらさを感じる市民を手助けするには予算、配分が必要で、それには政治の力が必要」で、「人、金、物が必要だが、民間だけではおぼつかない。行政の力が絶対に必要になってくる」。

さらに「潜在的な困っている人たちのためにセーフティネットが欠かせない。その整備に行政の力を借りるために、市議となってコラボレーションしたい」、「個人と行政がマッチングできるつなぎの役割も果たしたい」。

「41年間、燕市を離れていたので無謀という指摘もあるが、離れていたからこそわかるこの地域の良さがあり、燕市の良さを外に紹介できると思っている」と話している。7月11日から毎朝のように地元分水地区でつじ立ちを行っている。剣道関係のつながりや地元の著名な人の力も借りて支援の輪を広げ、ミニ集会の開催の計画も進めている。


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