6日は台風11号に吹き込む風で北陸地方はフェーン現象となり、各地で記録的な高温を記録し、新潟県三条市は全国1位の38.8度を観測した。
三条市では8月1日の36.6度を上回ることし最高で、三条市の観測史上7位の高温。9月の三条市としては2020年9月3日の40.4度に次いで観測史上2番目に高かった。
全国2位は金沢県金沢市で観測史上1位となる38.5度、3位は石川県羽咋市の37.8度。新潟県県内では10位以内に三条市のほかに5位に上越市大潟の37.2度、7位に糸魚川市の36.8度、9位に胎内市中条の36.5度、10位に上越市高田の36.4度が入っている。
6日の三条市の明け方の最低気温は22.5度とそれほど高くなかったが、朝から晴れ、南東の強めの風が吹いて気温はぐんぐん上昇。午前8時10分には30.2度と30度を超え、10時50分には35.0度に達し、午後1時57分に最高の38.8度を記録した。
湿度が低かったので日陰は意外に過ごしやすく、日傘を差して歩く人も目立った。夕方に向かって西の空から雲が広がっている。翌7日の新潟の予報は晴れ時々雨で予想最高気温は27度で、平年並みに戻りそうだ。