夜は冷えて草花や木に朝露が宿りはじめるころとされる二十四節気で「白露(はくろ)」だった8日、新潟県三条市の天気は曇りで26.2度と平年より2度から3度低かった。
最低気温は23.4度で平年並み。風はほとんどなく、小雨がぱらついた所もあったようだ。9日の予報は曇り一時雨で、予想最高気温は平年並みの28度。
JR北三条駅の北側広場の花壇では、サルスベリの花が盛りだ。サルスベリというとその名前の由来となったサルが滑り落ちるほど滑らかな樹皮が特徴的な高木をイメージする人も多いだろうが、ここで咲くのは、小形なまま成熟する「矮性(わいせい)種」。木というより草のようにも見える。
ピンクと紫の2色の花をびっしりと咲かせ、通りかかる人の目を楽しませてくれている。また、梅雨明けから9月末ごろまで咲き、百日も咲き続けるから「百日紅(ひゃくじつこう)」の名もあるが、そろそろ花の終盤だ。