昨年に続いて2回目の新潟県内で活躍するアーティストが豪華な照明や音響でプロと変わらないパフォーマンスを披露する「アーティスティック・ライブ」が11日、燕市文化会館で開かれ、会場を満員にした約300人が豪華なステージを楽しんだ。
ライブのフィナーレを飾る燕市を拠点に活動する結成40年の大御所バンド「CAMPARI(カンパリ)」のシンガー、平野文子さんらで実行委員会を組織して開いた。
平野さんの長男で米国バークリー音楽大学に学び音楽制作を手掛けるドラマーのhilanさん(34)と地元の和太鼓グループ「飛燕太鼓」のコラボレーションで幕を開け、平野さんが育てた女性ボーカルグループ「マンハッタンレイン」、「風船王FOOZY」のバルーンパフォーマンス、筆跡診断士の稀和(KiWa)さんの大筆のパフォーマンス、田村優子さんの篠笛演奏、12歳のアーティストYUUMOさんによるロビーでのライブペインティングなどを次々と繰り広げた。
最後に登場した「CAMPARI」は、YAMAHAポプコン、つま恋の全国大会で2年連続出場で2年連続入賞の実績。今回はホーンセクションやバイオリンといった新編成にチャンレジし、インスト2曲を「ダニー・ボーイ」のカバーにオリジナルの計8曲を演奏してた。
ムービングライトも駆使したダイナミックな照明は、地元のステージではほかに見られない。プロジェクションマッピングもあり、緻密に構成されたステージは空間を含めたエンターテインメント。来場者は時間を忘れて没入して見入っていた。