新潟県燕三条地域の燕三条青年会議所は創立25周年記念事業として10月1日(土)、三条市立大学の外壁を巨大スクリーンにプロジェクションマッピングで5年後、10年後の地域の未来像を投影する「燕三条・プロジェクションマッピングナイト」を行う。
数分間の映像を制作している。導入の映像に続いて「働く」、「暮らす」、「出会う・繋がる」の3つの章が展開し、導出の「Live in Tsubamesanjo 〜自分らしく住み続けられるまち〜」で締めくくる。大学の駐車場側の壁面を使った幅100×高さ10メートルのスクリーンにダイナミックに描く。
午後5時半から9時まで開き、三条市と燕市の両市長のあいさつのあと、6時に上映開始。それから30分のサイクルで繰り返し上映する。各回、見どころを紹介してから上映し、上映後は来場した子どもたちに感想を聞き、その様子も上映する。
あわせて両市のマルシェ事業、三条マルシェとツバメルシェがコラボレーションし、地元グルメやPRブースなど約60店舗が出店。フィナーレは体育館で未来への願いのメッセージを小さな熱気球「スカイランタン」に書いて打ち上げて締めくくる。
燕三条青年会議所は、三条、燕の青年会議所が1997年に合併して誕生し、ことしでそれから25周年。25周年記念事業実行委員会を組織して準備を進めてきた。5年後、10年後に向けて8歳から大学生をターゲットに、燕三条青年会議所が描く未来ビジョンを映像化する。
映像の内容について吉田加奈子実行委員長(吉田工業)は、「現状と課題を調べることからスタートした。どうやったら若者が自分らしく地域で楽しむことができる。それを視覚化したものになる」と言い、「楽しいまちの姿を見て、こういうまちになってくれたらと思うことが大事。同時にこうしたまちをつくる活動があるということを記憶に残してもらえたらと思う」と来場を呼びかけている。
入場無料で雨でも実施。無料のシャトルバスも運行し、燕三条地場産センター−会場間で約20分間隔、三条市役所第二庁舎−燕三条地場産センター−会場間で約50分間隔で2本のルートで運行する。