大型で強い台風14号の接近に伴って新潟県燕市は19日午後1時、燕庁舎(白山町2丁目)、吉田産業会館(吉田東栄町)、分水公民館(分水新町2丁目)の3カ所に自主避難所を設置した。
自主避難所へ避難する場合は、食料や毛布など生活に必要な物を持参し、明るいうちに避難する。台風14号は、20日(火)の午前中に新潟県に最接近する見込みで、暴風や大雨に警戒し、今後の気象情報に十分注意するよう市民に呼びかけている。
燕市では前日から自主避難所設置の検討、準備を進めており、台風が予想進路からそれっずれに接近する可能性が高いことから自主避難所の開設を決めた。
燕市防災課には午前中から避難所開設に関する問い合わせがあり、燕庁舎には自主避難所開設と同時に2世帯、合わせて4人の避難を受け受けた。避難した77歳の男性は「テレビで身の安全、身の安全ばかり言って、どんげんなるかわからんけ。台風の最中に戸が外れたりもうたりしてもだめんのっけ。さわらんねのっけ、いいやと思って」と大事をとって避難していた。