3連休最終日の「敬老の日」の19日、新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」で三条マルシェが開かれており、久しぶりのフルスペックといえる規模の開催で大勢の市民でにぎわっている。
「まちやま」の敷地内に「食べ物・飲み物」25店、「雑貨・日用品」28店、「PR他」7店の計60店が緑のテントを並べて出店し、午後3時まで開かれている。
新型コロナウイルスの感染拡大以来、休んだり、ドライブスルー形式に変えたり、規模を縮小したりと形を変えて開いてきたが、今回はコロナ禍前と比べてもそん色ないスケール。ステージイベントも行われ、マスクを着けている以外はすっかり感染拡大前の三条マルシェが復活している。
7月24日に開館した「まちやま」を会場に開かれるのは初めて。台風14号接近の影響か、三条市はこの日、午前11時40分までに36.6度まで気温が上がる猛烈な暑さに見舞われているにもかかわらず、市民がどっと繰り出し、あちこちでテントに行列ができている。あまりの暑さと強い日差しに食品が傷むからと店先に並べずに販売している店もある。
隣りの三条市まちなか交流拠点「ステージえんがわ」で開かれている「まちやま」で不要になった図書約4500冊を無償配布する「book book market」にも行列ができている。
午後からはしだいに客足が減るのが一般的で、混雑が苦手な人はこれからがチャンス。午後3時まで開催。