新潟県三条市と一般社団法人三条市スポーツ協会は21日、栃木国体「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の三条市出場選手壮行会を開き、選手ら18人に激励金や餞別(せんべつ)を贈って活躍を願った。
コロナ禍で3年ぶりの開催で、10月1日から11日まで開かれる。三条市からの出場は第77回国民体育大会に水泳(競泳)、水泳(オープンウォータースイミング)、体操、弓道、テニス、レスリング、カヌー、ゴルフ、陸上競技、アーチェリー、サッカー、ゲートボールで選手12人、監督4人、コーチ1人の17人、第22回全国障害者スポーツ大会にボウリングの選手1人の合わせて18人を激励した。
壮行会にはうち12人が出席し、登壇した選手1人ひとりに滝沢亮市長から激励金1万円、三条市スポーツ協会の中條耕太郎会長から5千円を手渡した。
滝沢市長はことしの大会スローガン「夢を感動へ。 感動を未来へ。」を紹介し、「最大限、実力を発揮することは、皆さん自身の感動、皆さん自身の未来へつながる話と思うし、その勇姿を見たまわりの人や友人、家族、まち全体が勇気をもらう、感動する、そしてまちづくり、人づくりにつながる未来につながる大会にしてほしい」と活躍を願った。
中條会長は「僕も心からもちろん応援するし、皆さまがたがこの大会で何を学ぶかが大事と思う。ぜひ全国で羽ばたいていただき、処理をものにしながら新しいステップにしてほしい」と激励した。
陸上競技少年A男子走り幅跳びに出場する三条東高校3年桑原寧大選手(17)とゴルフ女子に出場する下田城カントリー倶楽部の近藤あみ選手(23)は、「われわれ選手一同は、これまで支えてくれた家族、指導してくださった先生方、ともに切磋琢磨した仲間たちに感謝し、新潟県そして三条市の代表としての誇りを胸に日頃の練習の成果を発揮できるよう正々堂々、最後まで全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。
サッカー少年男子でコーチとして出場する県立三条高校教員の田邉和泰さん(46)が謝辞を述べ、「本国体開催は3年ぶりとなります。延期中止となった鹿児島国体、三重国体、その分も含めての3年分の重みのあるとちぎ国体となります。私達は、新潟県民として、さらには三条市民として、その誇りを胸に栃木の地での活躍をここに誓います」と支援を願った。激励した出場選手らは次の通り。敬称略。
第77回国民体育大会 | ||
競技 | 区分 | 名前 |
---|---|---|
水泳(競泳) | 選手 | 本間 匠騎 |
水泳(競泳) | 選手 | 堀川 煌 |
水泳(競泳) 水泳(OWS) |
選手 | 加藤 はなの |
水泳(競泳) | 選手 | 津端 舞 |
水泳(OWS) | 選手 | 渡辺 柊 |
体操 | 監督 | 小野 武彦 |
弓道 | 監督 | 宮島 佳那子 |
テニス | 選手 | 渡邉 希颯 |
レスリング | 選手 | 島袋 慶生 |
カヌー | 監督 | 岩瀬晶伍 |
カヌー | 選手 | 當銘 孝仁 |
カヌー | 選手 | 高橋 尚神 |
ゴルフ | 選手 | 近藤 あみ |
陸上競技 | 選手 | 桑原 寧大 |
アーチェリー | 監督 | 柿嶌 ゆりえ |
サッカー | コーチ | 田邉 和泰 |
ゲートボール | 選手 | 飯塚 和栄 |
第22回全国障害者スポーツ大会出場 | ||
競技 | 区分 | 名前 |
ボウリング | 選手 | 刈屋 祐誠 |
※OWS:オープンウォータースイミング
※ゲートボールは公開競技