23日午前10時から午後3時まで三条防災ステーション(新潟県三条市上須頃・三条競馬場跡地)で「さんじょう消防・防災フェスタ2022×ミズベリング三条フェス」が開かれている。小雨の降るあいにくの天気で来場者の出足は鈍いが、いつもながら大行列覚悟の体験に短い待ち時間で参加でき、さながら優先チケット気分だ。
消防・防災フェスタは、三条市の消防力を披露して、さまざまな世代から楽しみながら防災にふれてもらおうと毎年恒例の消防・防災フェスタ。消防車やパトカー、自衛隊の高機動車の展示や起震車による地震体験、土のう作り体験、水防学習館見学ツアーなどが行われている。
防災クイズに参加したり、三条市の公式LINEに新規友だち登録したりするだけでプレゼントがもらえるお得な企画も。同時開催のミズベリング三条フェスではキッチンカーやワークショップもあり、家族で楽しめる。
いつも圧倒的な人気なのが、はしご車の搭乗体験だが、労働安全衛生法で安全管理が厳しくなったため、ことしは初めてはしごを伸ばさずにバケットに乗る体験だけになったのは残念だが、体験ものはほとんど待ち時間なしなのがうれしい。
いちばん人気なのは三条市建設業協会によるバックホーの試乗体験。待ち時間が1時間近くになることもあった。
バックホーを操縦してショベルの先に下げたざるでプールに浮かべたボールをすくい上げる。熟練のオペレーターがほぼ操縦してくれ、子どもはそのひざの上に乗って操作レバーに手を添えるだけだが、それでも大きな重機を動かすわくわく気分を味わっている。