新潟県加茂市の夜を加茂紙などの和紙を使ったあかりや切り絵灯籠(とうろう)など多彩なあかりで彩る小京都・加茂の秋を彩るあかりの祭典「AKARIBA(あかりば)」が、ことしは24日に日帰り温泉「加茂七谷温泉 美人の湯」、10月1日に青海神社周辺と2日間、2会場に分けて開かれている。
1日目の24日の美人の湯では、前庭の芝生の上に休憩や四角形、だるまなどをかたどったたくさんのあかり並べて通路をつくった。通路の端には木の板を組み合わせた「AKARIBA」の文字を照明で照らした。
前庭からAKARIBAのあかりとともに、ふだんから館内の庭に向いたガラス張りの壁に配置している和傘などを使った照明とあわせてあかりを鑑賞できた。大勢の家族連れやカップルが訪れて駐車場は満車になることも。1日だけ加茂山周辺をあかりで彩り、あかりの結婚式も行う例年のAKARIBAと比べればずっと規模は小さいが、屋外でロマンチックなあかりが生み出す非日常な空間を楽しんでいた。
ほかにも日中から雑貨やアクセサリーの販売のばんげ市、子ども縁日、屋外飲食ブース、カモレンジャーと親子ヨガなども行われてにぎわった。次回1日のAKARIBAでは、音楽ライブやばんげ市、キッチンカーなどが行われる。