中越地区4JAが来年2月1日の合併に向け合併予備契約書に調印 (2022.9.28)

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新潟県中越地区の4JAの来年2月1日の合併に向けた合併予備調印式が28日、長岡市で行われ、越後ながおか、越後さんとう、にいがた南蒲、柏崎の各JAの経営管理委員会会長と立会人としてJA新潟中央会の伊藤能徳代表理事会長が合併予備契約書に調印した。

合併予備契約調印式で調印して握手する左からJA柏崎の渡辺吉隆氏、JAにいがた南蒲の吉田文彦氏、JA新潟中央会の伊藤能徳代表理事会長、JA越後さんとうの奈良場義夫氏、JA越後ながおかの野口剛氏
合併予備契約調印式で調印して握手する左からJA柏崎の渡辺吉隆氏、JAにいがた南蒲の吉田文彦氏、JA新潟中央会の伊藤能徳代表理事会長、JA越後さんとうの奈良場義夫氏、JA越後ながおかの野口剛氏

来賓として各JA管内の市町村の首長も登壇し、県央地域からも三条市、加茂市、田上町の首長が出席した。合併予備契約書では、4JAは合併して新組合を設立して4JAを解散することや各JAの財産や職員の引き継ぎなどを定めている。

合併予備契約調印式で契約書に調印
合併予備契約調印式で契約書に調印

2019年に4JAで合併研究会をスタートし、昨年8月に中越地区JA合併協議会を設立して合併協議を進めてきた。今回の合併予備契約は、10月7日に各JAが開く合併総代会で決議、県知事の人蚊を受けて正式に効力を生じる。

合併協議会長の越後さんとうJA経営管理委員会・奈良場義夫会長
合併協議会長の越後さんとうJA経営管理委員会・奈良場義夫会長

公募して決まった合併JAの名称は「えちご中越農業協同組合」。式辞で合併協議会長の越後さんとうJA経営管理委員会・奈良場義夫会長は「合併を通じて地域農業の発展と組合、地域の夢の実現にいっそう貢献し、持続可能な農業、地域の活性化を実現し、健全な経営基盤を確立し、組合員、利用者、次世代から信頼され、選ばれ、必要とされるJAを目指すことを合併ビジョンに掲げ、JA役職員は決意を新たに前進していく」と述べた。

合併JAの組織・事業規模
※数値は令和3年度末の4JAの合計
組合員数 76,481人
うち正組合員 37,419人
うち准組合員 39,062人
職員数(常勤嘱託員を含む) 1,745人
貯金(平均残高) 6,164億円
貸出金(平均残高) 1,060億円
長期共済保有高 19,890億円
購買品供給高 127億円
販売品販売高(受託販売高) 238億円

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