新潟県中越地区の4JAの来年2月1日の合併に向けた合併予備調印式が28日、長岡市で行われ、越後ながおか、越後さんとう、にいがた南蒲、柏崎の各JAの経営管理委員会会長と立会人としてJA新潟中央会の伊藤能徳代表理事会長が合併予備契約書に調印した。
来賓として各JA管内の市町村の首長も登壇し、県央地域からも三条市、加茂市、田上町の首長が出席した。合併予備契約書では、4JAは合併して新組合を設立して4JAを解散することや各JAの財産や職員の引き継ぎなどを定めている。
2019年に4JAで合併研究会をスタートし、昨年8月に中越地区JA合併協議会を設立して合併協議を進めてきた。今回の合併予備契約は、10月7日に各JAが開く合併総代会で決議、県知事の人蚊を受けて正式に効力を生じる。
公募して決まった合併JAの名称は「えちご中越農業協同組合」。式辞で合併協議会長の越後さんとうJA経営管理委員会・奈良場義夫会長は「合併を通じて地域農業の発展と組合、地域の夢の実現にいっそう貢献し、持続可能な農業、地域の活性化を実現し、健全な経営基盤を確立し、組合員、利用者、次世代から信頼され、選ばれ、必要とされるJAを目指すことを合併ビジョンに掲げ、JA役職員は決意を新たに前進していく」と述べた。
組合員数 | 76,481人 |
うち正組合員 | 37,419人 |
うち准組合員 | 39,062人 |
職員数(常勤嘱託員を含む) | 1,745人 |
貯金(平均残高) | 6,164億円 |
貸出金(平均残高) | 1,060億円 |
長期共済保有高 | 19,890億円 |
購買品供給高 | 127億円 |
販売品販売高(受託販売高) | 238億円 |