三条印刷株式会社(渋谷政道代表取締役・本社:新潟県三条市元町)は26日、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結した。
三条印刷は、環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」の主旨に賛同。この締結を通じた環境省との相互協力や国立公園の魅力を印刷事業を通して国内外に発信し、2021年10月に活動を開始した「OZE BOARDWALK project」で取り扱う循環型印刷商品により持続可能な社会の実現に貢献している。
国立公園オフィシャルパートナーとしての三条印刷では、新潟県に位置する国立公園、とくに尾瀬、妙高戸隠連山などの魅力を伝えるために、自社WebサイトやOZE BOARDWALK project サイト、SNSで情報を発信。地元インフルエンサーの取材動画をYouTubeで公開、国立公園の魅力向上と利用促進を図る。
さらに2021年10月から行っている尾瀬国立公園敷設の木道を再利用した「尾瀬の木道ペーパー」を印刷用紙として指定した印刷物を発注してもらうことで発注者が自然保護に寄与できる活動「OZE BOARDWALK project」を発信し、その取り組みを継続し、より多くの人に賛同いただけるように努める。締結期間は26日から2025年12月31日まで。
国立公園満喫プロジェクトとは、政府が2016年3月に取りまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」の柱のひとつとして、国立公園の観光資源としての活用を掲げ、世界水準のナショナルパークを目指し、環境省が推進しているプロジェクト。
国立公園オフィシャルパートナーシップとは、環境省と企業または団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげるためのパートナーシッププログラム。