3人制バスケットボールプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」レギュラーシーズンの各受賞者を表彰する「3x3.EXE PREMIER 2022 AWARD」が9月19日、大森ベルポート・アトリウム(東京都品川区)で行われ、三条市下田地区を拠点とする3人制プロバスケットボールチーム「三条ビーターズ(SANJO BEATERS.EXE)」が「3x3 Town Award」を受賞した。
「Town Award」は3x3のまちとして地域発展と普及に貢献したチームや団体に贈られる。三条ビーターズは、バスケ×農業をコンセプトに地域おこし協力隊の制度を活用した選手とスタッフの移住を奨励している。
チアスクールやバスケアカデミーを開校し、廃校になった小学校の体育館を有効活用し、地域に根付いた活動を続けている。チームの顔となるフランチャイズビルダーを掘り起こすだけでなく、強化していくエネルギーあふれる活動が評価された。
SANJO BEATERS.EXEオーナー柴山昌彦氏(62)は「今回の受賞は本当にうれしい。私たちの取り組みが間違いなかったことを証明できた。受賞は三条市をはじめスポンサーや地域の人たちなど、三条ビーターズを支援していただいたすべての方のお陰だと感謝している。頑張ってくれた選手、スタッフを誇りに思う。これからが本番」と受賞を喜ぶとともに来シーズンへ向けて気を引き締めた。
三条ビーターズのキャプテン、並木拓也選手(45)は「このような賞をいただいて本当にうれしく思う。チームとしての進化を追求するなか、町のさまざまな活動にも取り組んできて、地域の活性化に貢献したい思いでやってきた。今後も引き続き3x3を通じて、よりいっそう地域貢献に携わっていきたい」と来シーズンへ向けて抱負を語った。
「3x3 Town Award」トロフィー掲げるビーターズ選手(左から柿下侑輝、木村悠杏、並木拓也C、安恒俊)
2019年に下田地区から世界を目指し、地域と子どもたちに夢と憧れを提供することを掲げ、活動を開始した三条ビーターズにとって今回の受賞は、2019年地域再生大賞優秀賞、2020年オーラーイ!ニッポン審査員会長賞に続く3つ目の勲章となった。
受賞を機に三条ビーターズは2023年シーズンに向け、さらなる飛躍を目指してスポーツビジネスに取り組む選手、スタッフとチアスクール、バスケアカデミー、ユニホームスポンサーを募集している。問い合わせは三条ビーターズの広報担当、篠宮諒さんへ。「〒955-0141新潟県三条市荒沢1198-3/電話:0256-64-8116/電子メール:sanjobeaters@gmail.com」。
3x3.EXE PREMIER 2022 AWARD受賞者は下記の通り。敬称略。