総務省が窓口の行政相談ボックスを田上町内の2郵便局に設置 (2022.10.6)

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新潟発の行政相談ボックスが6日、田上町内の羽生田郵便局と湯田上郵便局の2郵便局のお客様ロビーに設置された。郵便局での設置は県内で初めて。

行政相談ボックス設置運用開始式で左から湯田上郵便局の須佐孝一局長、総務省新潟行政評価事務所の井澤誠子所長、羽生田郵便局の神子島健太局長
行政相談ボックス設置運用開始式で左から湯田上郵便局の須佐孝一局長、総務省新潟行政評価事務所の井澤誠子所長、羽生田郵便局の神子島健太局長

行政相談とは、総務省が窓口となって行政などへの苦情、意見、要望、問い合わせなどを受け、関係機関と連絡を取って解決を図っていく制度。新型コロナウイルス感染拡大で対面での相談が難しくなったため、総務省新潟行政評価事務所では、行政相談ボックスを考案した。

相談内容を相談用紙に記入してもらって受け付けるもので、全国に先駆けて2020年に新潟市西区の公民館に設置したのを皮切りに、全国で設置が広がった新潟発のアイデア。昨年度から行政相談委員と一緒に運用し、県内ではこれまで公民館、役所、タクシー会社、福祉施設、大学など15市町村の60カ所に設置してきたが、郵便局への設置は初めて。県央地域ではほかに三条市内4カ所に設置している。

行政相談ボックスは、総務省新潟行政評価事務所が段ボール箱で作ったが、今回は市販のアンケート回収などに使われる初めてのプラスチック製。行政相談のマスコット「キクーン」印刷した紙を張り、来局者の目につきやすいお客様ロビーのカウンター前に設置した。

羽生田郵便局のお客様ロビーのカウンター前に設置した行政相談ボックス
羽生田郵便局のお客様ロビーのカウンター前に設置した行政相談ボックス

郵便局への設置は地元の行政相談委員が提案

今回は2012年から行政相談委員を務め、新潟行政相談委員協議会事務局長に就く地元の行政書士、善養寺貴洋さん(54)=田上町羽生田=が羽生田郵便局への設置を提案した。「日ごろ人の出入りが多いと思ったので無理を行って設置をお願いした。ここであれば行政相談ボックスが活用されるのではないか」と話した。

初日6日は羽生田郵便局で行政相談ボックスの設置運用開始式を行い、総務省新潟行政評価事務所の井澤誠子所長から湯田上郵便局の須佐孝一局長と羽生田郵便局の神子島健太局長に行政相談ボックスを手渡した。

行政相談ボックス設置運用開始式の出席者で
行政相談ボックス設置運用開始式の出席者で

「郵便局でも地方創生や地域社会に取り組んでいると聞き、わたしどもの事業に賛同いただき大変、心強く思っている」と話した。神子島局長は昨年3月に田上町と包括連携協定を結んでいることにふれ、「行政相談ボックスの設置を機に郵便局が地域の発展のための約に立つこと、利用しやすい郵便局になることを追求していく」と述べた。

昨年度は県内で約1700件の相談があった。また、これまで行政相談ボックスには70〜80件の相談が寄せられている。


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