タレントで実業家のはるな愛さん(50)を迎えて性的マイノリティーへの理解と多様性を認め合う社会づくりを考えるイベント「Sanjo Rainbow Conference(サンジョウ レインボウ カンファレンス)」が1日、新潟県三条市で開かれた。
滝沢亮市長が母校の県立三条高校でLGBT(性的マイノリティ)について生徒から質問されたことなどをきっかけに昨年12月、県央地区初となる性的マイノリティフォーラムを開き、それに続いての開催。ことし9月、三条市は同性同士のカップルを自治体が婚姻相当と認めて証明書を発行する「パートナーシップ制度」を導入している。
イベントでは 「自分らしく、愛らしく〜人生って素晴らしい〜」をテーマに基調講演し、約300人が聴き入った。
鮮やかな黄色のドレスにリボンをつけたはるな愛さんは、ずっと12歳のイメージでやっていると説明。プール授業で水着を着るのが苦痛だったことや中学時代にいじめられたことなど、性的マイノリティーであることによる生きづらさなどを振り返り、持論を話した。