新潟県燕市は、燕市を流れる大河津分水がことしで通水100周年となる節目を記念し、「農業まつり」を「つばめ産業・農業まつり」に内容を拡大して8日(土)午前9時から午後3時まで燕市五千石、大河津分水さくら公園で開く。
「大地の恵み」、「大河の恵み」、「交流」、「NEXT」4つのゾーンを設ける。「大地の恵みゾーン」では、市内の直売所などによる農産物等の販売と特別抽選会、「大河の恵みゾーン」では信濃川流域の市町村から地場産農産物などを販売する。
「交流ゾーン」では青空市「ツバメルシェ」で飲食ブースやクラフト雑貨などの販売、ハウスウエアなど地場産品の販売、「NEXTゾーン」ではドローンなど農業に関する先進技術の実演・展示を行う。会場に隣接する田んぼでは、田んぼアートの稲刈りも行う。
また、午前9時からの開会式では、大河津分水通水100周年を記念したセレモニーを行い、100周年を迎えた大河津分水路や、分水路建設にかかわった先人たち、安全な暮らしを守り続ける地域に感謝できる機会を用意。事前に申し込んだ参加者には、短冊に100年後に向けてメッセージを記入し、風船につけて空へ飛ばしてもらう。