7日から9日まで開かれている新潟県燕三条地域の名だたる工場を開放する「燕三条 工場の祭典」の初日7日の夜、三条市図書館等複合施設「まちやま」でオフィシャルレセプションが行われ、「まちやま」の外壁を使ったプロジェクションマッピングも行われた。
静止画像のプロジェクションマッピングで、「まちやま」のJR弥彦線側の壁を「燕三条 工場の祭典」を象徴するピンクストライプが染めた。
「まちやま」はことし7月にオープンしたばかりで、オフィシャルレセプションの会場となったのは初めて。建物は国立競技場も手がけた隈研吾建築都市設計事務所の設計で、たくさんの木材ルーバーを複雑に張りめぐらせた外観は、ピンクストライプによってまったく別の建造物のように夜に映え、圧巻だった。
オフィシャルレセプションには100人近くが参加した。段ボールみこし、スプーン、組子などを製作する6種類のワークショップが行われ、キッチンカーが並び、「まちやま」内の鍛冶ミュージアムの見学ツアーなどを行った。
この日の三条市はこの秋いちばんの冷え込みで雨が降るあいにくの天気。しかも感染防止対策で来場は事前予約としたこともあって、来場者の出足は鈍かったようだ。
オフィシャルレセプションには、主に関東圏の自転車愛好者同士がつながったグループが参加した。いろいろなイベントに参加しており、「燕三条 工場の祭典」の参加はことしで4回目。日程はまちまちだが、グループから16人が「燕三条 工場の祭典」の参加すると話していた。