新潟県燕市は、15日(土)午前10時から燕市文化会館で成人大学燕大学「大河津分水とCHOZENISM」の第3回「松下村塾・長善館 松陰・文台 SHOINISMとCHOZENISMを考える」を開き、山口県萩市・萩博物館の道迫真吾総括学芸員と燕市長善館史料館の横山文一館長が講演する。
ことしは燕市を流れる大河津分水が通水100周年を迎えたのを記念し、今年度は3回シリーズで大河津分水を学ぶ燕大学を企画し、その最終回となる。
吉田松陰(1830-59)の松下村塾(今の萩市)、鈴木文台(1796-1870)の長善館(今の燕市)と、幕末に時代を主導した人材を数多く輩出したそれぞの私塾の主義、思想をそれぞれの地元で研究する2人から聴く。
弥彦神社所蔵「吉田松陰が粟生津出身の僧侶に送った獄中詩」特別展示も
第1部で道迫学芸員の講演、第2部は横山館長が加わり、松下村塾と長善館との共通点や特色、教えなどを比較検討する対談をする。また会場には、弥彦神社所蔵の「吉田松陰が粟生津出身の僧侶に送った獄中詩」を文台の解説の書とともに特別展示する。
参加費は無料で参加申し込みは燕市中央公民館(電話:0256-63-7001)へ。