プロ野球の東京ヤクルトスワローズとコラボレーション事業を行う新潟県燕市は、12日行われたセ・リーグのクライマックスシリーズ初戦のパブリックビューイングを市役所で行い、スワローズファン20人近くが参加して7-1で阪神タイガースに勝利したスワローズを応燕した。
スワローズが2年連続のリーグ優勝を決めた9月25日の試合でもパブリックビューイングを行った。そして日本リーグ進出をかけた位マックシリーズの初戦は1回にヤクルトが3点をあげ、小川泰弘投手の好投で安心して観戦できる試合になった。
落ち着いて勝利を見届け、勝利投手のインタビューには拍手が上がった。近くまで来たので参加したという上越市の女性(35)は「ヒットは打たれたけど、小川投手がエースらしい絶対に本塁に返さない投球をしていて。小川選手がすごい好きなんで良かった。調子がいいとき、悪いとき、ちょっと波があるんで」と身内のように心配しつつも、「もう投げない展開になればいちばんいいけど、また最終戦線で投げればまた小川選手が見られてうれしい」と、ちょっと欲張りな期待もあり、「初戦をいい形で勝ててよかった」と喜んでいた。
クライマックスシリーズは先に4勝すれば日本シリーズ進出が決まる。リーグ優勝のスワローズは1勝のアドバンテージがあるので、初戦を勝って2勝となり、あと2勝すれば日本シリーズ進出だ。クライマックスシリーズのパブリックビューイングはこの日だけ。日本シリーズは初戦が行われる22日と優勝が決まる試合でパブリックビューイングを行う。