上野駅の自動調理自販機に「燕三条 Se-Abura」登場 (2022.10.13)

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14日から30日までJR東日本の東京・上野駅で行われるJR東日本の鉄道開業150年記念イベント「超駅博 上野」にあわせて開発された自動調理自販機「Yo-Kai Express」に14日、新潟ラーメン「燕三条 Se-Abura」が登場する。

拉麺STAND イメージパース
拉麺STAND イメージパース

「燕三条背脂ラーメン」を再現

「燕三条 Se-Abura」の開発は、株式会社力の源ホールディングス(河原成美代表取締役社長・本社:福岡県福岡市中央区)傘下の「力の源カンパニー」が運営するラーメン店「一風堂」が携わった。ラーメン激戦区と言われる新潟の5大ラーメンから「燕三条背脂ラーメン」を選び、再現した。

煮干し風味のあっさりとした出汁(だし)をベースに、しょうゆのこくと背脂の甘みが引き立つスープに仕上げ、もっちりした太麺との相性が抜群と言う。チャーシュー、メンマ、そして燕三条背脂ラーメンの特徴のタマネギをトッピングする。

本場の味に近づけるために試作を繰り返し、スープにチャーシューの煮汁を加えて複雑なしょうゆの味わいを表現。背脂もうまみや甘さが引き立つように工夫して仕込んだ。販売価格は税込み980円で、決済は交通系ICカードだけ。上野駅「拉麺STAND」を皮切りに、ほかのエリアでも展開を予定している。

「燕三条 Se-Abura」
「燕三条 Se-Abura」

上野駅に常設の自販機では、新潟ラーメン以外にも一風堂やオリジナルフレーバーのラーメンも販売する。

Yo-Kai Express Inc.(アンディ・リン創業者兼CEO・本社:米国カリフォルニア州)が販売するもの。Yo-Kai Expressは米国・シリコンバレーのフードテックベンチャー。温かい食事を24時間、非接触で提供できる革新的な自販機型の自動調理ソリューション事業を展開している。

日本ではことし春、本格的にスタートし、羽田空港第2ターミナルや首都高芝浦パーキングエリア、NTTデータセンターなどに出来たてのラーメンを最速90秒で提供する自動調理自販機を設置。現在はオリジナルのラーメン4種に加え、人気ラーメンブランド「一風堂」の2種のラーメンを販売している。

上野駅配置図
上野駅配置図

JR東日本の鉄道開業150年記念イベント「超駅博 上野」にあわせて

今回は「超駅博 上野」にあわせて、上野駅に誕生する「拉麺STAND」にYo-Kai Expressの自動調理販売機2台を常設してことしのイベント対象地域の新潟県のラーメンとして「燕三条 Se-Abura」を販売する。同社では「超駅博来場時、また上野駅での乗り換え時や仕事帰りにシリコンバレー発の自動調理自販機『Yo-Kai Express』で最速90秒で提供できる本格ラーメンをぜひ体験を」としている。

「超駅博 上野」は、かつて東北・信越の玄関口と呼ばれた上野駅の壮大な駅空間を舞台に、鉄道開業150年の歴史とともに、地域の文化と未来とを体感してもらう文化創造イベント。現実を超える旅「AR車両フォトスポット」、上野「まち・えき」スタンプラリー「150年をめぐる旅」、ジャイアントパンダ来日50周年記念ワークショップ、伝統芸能五感体験、五感体験型新潟産直市などが開かれる。


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