新潟県三条市の三条市社会福祉協議会、三条スポーツ協会、三条まちづくり会社の3者主催で初めての「ユニバーサルスポーツ体験会 IN 体育文化会館」が11月19日(土)午前9時半から午後1時まで三条市体育文化会館で開かれ、6種目のユニバーサルスポーツを市民から自由に体験してもらう。
年齢や性別、障がいの有無を問わずに誰とでも一緒に楽しめるユニバーサルスポーツを通じて体を動かす機会と社会交流の場を提供する。
ボッチャ、卓球バレー、スカットボール、フライングディスク、車いすバスケ
ボッチャ、ターゲットボッチャ、卓球バレー、スカットボール、フライングディスク、競技用車いす乗り比べを体験できる。
新潟WBC(新潟車いすバスケットボールクラブ)の松川和彦選手ら3人を講師に車いすバスケットボール体験教室を午前9時半から11時まで、11時10分から午後0時40分までの2回開く。2回とも小学校3年生以上が対象で定員15人。10月24日までに体育文化館に事前に申し込む必要がある。
また、6種目のうち4種目体験するとプレゼントがもらえるスタンプラリー。障がい者福祉サービス事業所の製品、菓子や雑貨などを販売する「虹のマルシェ」も行われる。
3者の思いが一致
三条市社会福祉協議会は、年に4回ほど事務局を置く三条市総合福祉センターでユニバーサルスポーツ体験会を開いている。しかし単独では広がりがなく、より多くの市民から認知し、理解を深めてもらおうと外部の団体に共催を提案した。
三条スポーツ協会は、スポーツの振興に福祉の要素が必要と考えていた。体育文化会館の指定管理舎の三条まちづくり会社は今年度、ボッチャなどパラスポーツの企画を考えていたところで、思いが一致して初めて3者が共催することになった。
車いすバスケ体験の申し込みは三条市体育文化会館(電話:0256-36-0700)、イベントの問い合わせは三条市社会福祉協議会(電話:0256-33-8511)へ。