金属加工産業を中心に地場産業の一大集積地として世界にも知られる新潟県燕三条地域で、日本海側最大級のものづくり系見本市「燕三条ものづくりメッセ2022」が20、21日の2日間、燕三条地場産業振興センター(三条市須頃1)で開かれる。ことしはシンボリックな大型の特設テントが復活し、180社・団体が209小間に出展してモノや技術、サービスをアピールする。
180社・団体が209小間に出展
出展者の所在地は三条市34、燕市58、県内49、県外39の社・団体。三条市と燕市で92と過半数を占め、近隣市町村を含む燕三条エリアとしてはさらにそれより多くなる。
ことしで8年目の開催。新型コロナウイルスの感染対策で2020年はオンラインだけで開いた。21年は県内の企業団体だけを対象にしたリアルな会場とオンラインのハイブリッドな開催した。
ことしもハイブリッド型で
ことしもハイブリッド型で開だが、出展者の県内だけの枠をなくして全国対象に戻した。オンラインで商談できるほか、当日はブースを回って出展者にインタビューするなど会場のようすをライブ配信し、アーカイブも公開する。
あわせて特別講演会、溶接技術講演会、出展者プレゼンテーションも行われ、いずれもオンライン配信される。
感染拡大前の19年は262社・団体が出展し、2日間の来場者は12,148人のぼったが、昨年は115社・団体の出展で2,753人にとどまった。
来場者目標5000人
感染拡大前までは多目的ホールだけで出展スペースが足りず、巨大な特設テントを設置した。燕三条地場産業振興センターでのイベントで特設テントの設置はほかになく、19年の開催では特設テントを2つも設置。燕三条ものづくりメッセの象徴的なモニュメントのようになっているが、ことしは復活して盛り上がりを期待される。
ことしは来場者5,000人を目指す。20日は午前10時から午後5時まで、21日は午後4時まで。