燕市選挙管理委員会(清水レイ子選挙管理委員長)は24日午前10時から燕市役所で23日執行の任期満了に伴う燕市議選(定数20)の当選証書付与式を行い、26人の立候補者のなかから当選した20人に市民から4年間の負託を受けた証しの当選証書を付与した。任期は11月1日から2026年10月31日まで4年間。
トップの当選の佐野氏から得票順に当選証書
清水選挙管理委員長からトップ当選した無所属で新人の佐野大輔氏(39)を皮切りに得票の多い順に当選者に当選証書を手渡した。
英知を集結して燕市の発展のために尽力を
清水選挙管理委員長は「今回の選挙は市民にとって身近なもので、市民の関心が高いなかで行われた。近年、地方分権の推進や地方創生の流れが進んでおり、地方の担う権限が大きくなってきており、それに伴い地方議会の果たす役割も以前にも増して大きくなっている。そのなかで本市を取り巻く経済状態は厳しいものだが、これから4年間という任期の中で今回の選挙戦で示された市政への熱い思い、市民に訴えた心情や決意を大切にし、市民が住んで良かったと感じられまち、明るい未来の開けるまちになるよう英知を集結して、燕市の発展のために尽力していただきたい」と求めた。
ていねいなら意見交換をしながら市の発展のため、市民生活の向上のために
閉式後、鈴木力市長、南波瑞夫副市長、小林靖直教育長が顔合わせ。鈴木市長があいさつし、新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻、原材料高、物価高、少子高齢化、人口減少とさまざまな課題があるなか、「議員の皆さんとコミュニケーションをしっかり取り、ていねいに意見交換をしながら進めてきた。この方針はこれからも変わらない。ていねいな意見交換をしながら市の発展のため市民生活の向上のため取り組みたい」。
議会と執行部は車の両輪と言われ、燕市はその両輪が非常に上手く回っているとし、「引き続き皆さんとともに市政発展のため、市民生活向上、福祉の向上に取り組みたい」と協力を求め、市民のために活躍することを期待した。
新人市議には11月18日開会予定の議会人事の臨時会が議会デビューとなる。