新潟県三条市を拠点とする3人制プロバスケットボールチーム「SANJO BEATERS.EXE(サンジョウビーターズ・エグゼ)」のメインスポンサーのイベント「3x3 ONE DAY アーネストCUP2022」が10月16日、チームのメインスポンサー、アーネスト株式会社(三条市福島新田)で開かれた。
会場にはキッチンカー2台とグッズ販売の出店もあり、にぎやかな雰囲気に。小学生チアリーダー「Beat cheer kids」によるパフォーマンスをはじめフリースローチャレンジやチャレンジカップが行われた。
試合は小学5・6年生4チーム、中学生・社会人5チームが参加した。総当たりで予選を行ったあと上位2チームで決勝戦を行った。
優勝チームには三条ビーターズオリジナル縄文君Tシャツ、準優勝にはオリジナルマフラータオルを贈った。
また、試合前にはビーターズ選手のよる3x3クリニックを開催。経験の少ない選手にとって5人制とは似て非なる3x3の世界を体感できる場となった。
メインイベントは、ことしプレミアリーグ「ノーザンアイランド・カンファレンス」で戦った秋田県のプロチーム「AKITA STEELERS.EXE(アキタスティーラーズ・ドットエクゼ)」とのエキシビションマッチ。
プロ選手の試合という事もあり、素早いパス回しや巧みなドリブルで白熱した戦いを展開。アーク外側から放つ2ポイントシュートが決まると客席から拍手が沸き起こった。
「Town Award」は3x3のまちとして地域発展と普及に貢献したチームや団体に贈られる。
三条ビーターズは9月、3x3のまちとして地域発展と普及に貢献したチームとして「3x3.EXE PREMIER」リーグから「3x3 Town Award」を贈られた。三条ビーターズのオーナー、柴山昌彦さん(62)は「チーム設立当初からスポンサードしていただいているアーネストさんにTOWN AWARD受賞報告ができた。ビーターズの社会的価値が認められたことで、わずかだが恩返しになった。来年はビーターズ女子チームを立ち上げ、プレミアに参戦するので期待してほしい」と語った。
今回のイベントの企画、運営に当たった三条ビーターズの木村悠杏選手(20)は「コロナ禍で地域に貢献できる活動が少なくなっていたなか、事故やけががなく無事に開催できたことにほっとしている。イベントかかわったすべての人たちに感謝している」と話した。
三条ビーターズは2019年、三条市下田地区から世界を目指し、地域と子どもたちに夢とあこがれの提供を旗印に活動を始めた。今回のイベントで地域の人にチームや活動を知ってもらうのはもちろん、3x3をする機会、見る機会をつくるという意味でも意義のあるイベントになった。
チーム代表によると近い将来、3x3独立リーグを新潟県内30市町村で展開する構想があるという。2023年はスポーツまちづくりの第2ステージが始まったと実感できる活躍が期待される。三条ビーターズへの問い合わせ先は次の通り。
【問い合わせ】
SANJO BEATERS.EXE(三条ビーターズ)広報担当 篠宮諒
〒955-0141新潟県三条市荒沢1198-3
TEL:0256-64-8116 MAIL:sanjobeaters@gmail.com