29日にドイツ・ベルリンで行われた世界三大デザイン賞のひとつ「Red Dot Design Award」の授賞式で、「燕三条 工場の祭典」が昨年開いた展覧会がグランプリに輝いた。
先にブランド&コミュニケーションデザイン部門で部門最優秀賞「Best of the Best」に選ばれていた。授賞式には滝沢亮三条市長や実行委員らが出席。滝沢市長は自身のTwitterアカウントにグランプリ受賞を投稿、報告した。
「燕三条 工場の祭典」は毎年秋に新潟県燕三条地域で行われ、地域の名立たる工場を開放。ものづくりを現場で体感でき、国内のオープンファクトリーでも先駆的な存在で、規模の大きさでもトップレベルだ。
昨年は新型コロナウイルス感染が続くなか、感染防止のため工場見学を見合わせる一方、三条市西大崎1の旧野水機械製作所工場を会場に展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」を開いた。
燕三条で生まれた製品と工場の祭典で撮りためた映像をハイブリッドで展示。燕三条で生まれた職人の技術による高品質な製品、燕三条の歴史文化、「燕三条工場の祭典」の歩みを紹介した。
「燕三条 工場の祭典」は2017年にもレッドドットデザイン賞をコミュニケーション部門で受賞している。
ドイツ・ベルリンで開かれた世界的なデザインコンペティションRed Dot Design Award 2022にて「Tsubame-Sanjo Factory Museum」がグランプリを獲得しました。世界で1万件近くの応募の中からのグランプリ獲得です!
— 三条市長 滝沢 亮 (たきざわ りょう) (@Ryo_Sanjo) October 29, 2022
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