燕・弥彦創造事務組合(管理舎・鈴木力燕市長)は10月31日、吉田浄水場(燕市吉田西太田)の土壌から基準値を超えるヒ素が検出されたと公表した。
有害物質の種類 | 調査結果 | 基準値 |
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ヒ素及びその化合物 | 0.013mg/L | 0.01mg/L |
組合水道局が吉田浄水場内で送配水ポンプ棟の建設に伴って発生した土砂を自主的に調査した結果、土壌溶出基準値を超えるヒ素が検出された。
調査は8月25日に試料を採取した。分析の結果、ヒ素の土壌溶出量が基準値が0.01ml/Lのところそれをを上回る0.013mg/Lだった。
この結果に対する水道局の評価は、吉田浄水場からの水道水の安全性に問題はないとした。8月5日の水道方に基づく水質検査の結果では、水質のヒ素は基準値が0.01mg/Lのところ0.001mg/L未満だった。
有害物質の種類 | 調査結果 | 基準値 |
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ヒ素及びその化合物 | 0.001mg/L未満 | 0.01mg/L |
環境省の土壌汚染対策ガイドラインに照らし、検出の状況から自然由来の汚染と推定している。