新潟県燕三条地域で活動する燕三条青年会議所(吉田鉄平理事長)主催の「つばさんキャンドルナイト」が10月30日、三条市・大崎山で開かれた。参加した親子100人はオリジナルのキャンドルを作り、大崎山公園頂上広場の展望台の上に並べてともし、夜景とともにロマンチックな秋の夕暮れを楽しんだ。
燕三条青年会議所のSDGs実践委員会の担当で初めて企画したイベント。燕市社会福祉協議会就労支援センター内のキャンドル製作チーム「つばめキャンドル」が作るキャンドルのキットを使ってオリジナルのキャンドルを作った。
「つばめキャンドル」は、結婚式場で使ったキャンドルを原料に障がいのある人たちが作っている「幸せのおすそ分けキャンドル」。キットは、ろうをチップ状して中心に穴を開けてあり、チップを重ねて穴に芯を通すだけで簡単にオリジナルキャンドルを作れる。
あわせて燕三条青年会議所が用意した数千個のキャンドルを並べて通路をつくったり、展望台に並べたり。燕三条にまつわる9つのクイズに答えるクイズラリー「WE LOVE 燕三条!」も行った。
日暮れが近づくと燕三条の市街地の夜景の向こうに夕焼け空と弥彦山のシルエット。炎が揺れるガラス瓶に入れたオリジナルキャンドルと共演し、目が覚めるように美しいイメージが広がっていた。