信濃川大河津分水路の改修事業に伴う発掘調査を行われている大河津分水路右岸河川敷の石港遺跡で3日(木・祝)、燕市教育委員会は現地説明会を開き、1,500〜1,700年前の古墳時代の集落と100年前に通水した大河津分水路の東洋一と言われた建設工事を体感できる数少ない機会になる。
石港遺跡は燕市渡部地内の信濃川大河津分水路右岸河川川敷にある。古墳時代のたくさんの土器のほか、柱穴や土坑などの遺構も見つかっている。一方で大河津分水路の開削工事で使用されたと思われる犬釘やレールなどの線路部品も見つかっている。
現地説明会は、正午から午後1時までを除く午前10時から午後3時まで行い、遺構や出土品を公開し、調査員が説明する。悪天の場合は写真と出土品の公開だけ行う。