新潟が誇るクールジャパンコンテンツを集めた「クールジャパンEXPO in NIIGATA」が5日(土)、6日(日)の2日間、朱鷺メッセ(新潟市中央区)で開かれており、ものづくりのまち燕三条地域も存在感を強くアピールしている。
あわせて開かれている世界錦鯉サミットをきっかけに企画された初めての見本市。錦鯉とそれに関連したものをはじめ、日本酒、漫画・アニメ、コスプレ、伝統工芸品など世界へ打ってる出ることのできる新潟のクールジャパンががコラボレーションし、イノベーションを創出し、販路拡大を目指している。
燕三条ブース「Tsubame Sanjo Factories」も
このなかで燕三条地域からは「Tsubame Sanjo Factories」として燕三条のメーカーを中心に有志15社が出展し、実演や小売りも行って自社製品を紹介している。
出展しているのは、玉川堂、マルナオ、藤次郎、庖丁工房タダフサ、村の鍛治屋(山谷産業)、フジノス、山崎金属工業、大泉物産、燕物産、ドッツアンドラインズ、MGNET、マルト長谷川工作所、As it is、中野科学、プラスワイズ、匠の守護者プロジェクト。
新潟カトラリーレシピ・ブッフェで県央がタッグ
一方、「新潟カトラリーレシピ・ブッフェ」は、アルチザン(燕市)のカトラリーに日本料理きふね(加茂市が創作、盛り付けた料理で、1日30食を3,000円で試食販売。内山農園(三条市)の野菜、相場紙器(三条市)の料理を載せる紙製の台、大湊文吉商店(加茂市)の木工製品の屋台がコラボしている。
新潟県PRキャラクターのニイガタ姉さんもさっそく試食し、おいしさに感動。出展者には次々と商談などが入り、さっそく「来年も開いてほしいという声もある」と手応えを感じていた。
同時開催の新潟県伝統的工芸品展にも燕三条
第39回新潟県伝統的工芸品展も同時開催されており、加茂桐箪笥(きりたんす)、三条仏壇、越後三条打刃物が出展。ほかにもフードコートには三条スパイス研究所が出店しているほか、燕三条から中條金物、ハインズワーク、ワクイ、セーブインダストリー、大橋金属、外山刃物、県央ランドマークなどが独自に出展。燕三条発のクールジャパンの魅力を伝えている。
キービジュアルのイスラストは加茂の下田彩水さんがデザイン
また、今回のイベントのキービジュアル、錦鯉のイラストは加茂市の書家、下田彩水さんがデザインしている。
6日は午前10時から午後5時まで開かれ、誰でも無料で入場できる。ステージイベントでは午後2時半から俳優の哀川翔さんが出演するほか、NGT48、三味線の佐藤兄弟らが出演、クールジャパンEXPOファッションショーも開かれる。