「立冬」だった7日の新潟県三条市は、昼前から青空が広がって最高気温は平年を少し上回る18.2度の冬の始まりを感じさせない穏やかな陽気だった。県内でも有数の紅葉の名所、弥彦村の弥彦公園・もみじ谷は紅葉の見ごろを迎え、7日は平日にもかかわらず紅葉狩りの行楽客でにぎわった。
10月に入ったばかりのころは赤くなっているモミジはわずかだったが、それから一気に紅葉が進んで見ごろに。まだ緑の葉も目立ち、今週末も続きそうだ。
「すごいわー」、「きれー」と鮮やかな紅葉に目を見張り、「日曜日みたい」と人出に驚いた。あっと言う間に進んだ紅葉に「変わりましたね」ち季節の移ろいを感じる人もいた。
23日まで弥彦神社で弥彦菊まつりが開かれ、もみじ谷は毎晩午後5時から9時まで紅葉のライトアップ。弥彦おもてなし広場やヤホールでは「やひこマルシェ」が開かれて8日以外は日光さる軍団と、見どころは盛りだくさんだ。