新潟県見附市は、11月19日(土)午後2時から3時半まで市民交流センター「ネーブルみつけ」で人権講演会を開き、LGBTを含む多様な人たちが過ごしやすい社会を目指して活動する一般社団法人ELLY(三重県津市)の山口颯一(やまぐち・しょういち)代表理事が「『LGBTと多様性』〜虹色に輝くまちづくり〜」をテーマに講演する。
山口さんは1990年三重県伊勢市生まれ。高校生の時に性同一性障がいと知り、20歳で性別を女性から男性に変更。「誰もが過ごしやすいまち」を目指し、全国で人権やLGBTについての講演会を年間200回ほど行う。
全国3例目となる伊賀市同性パートナーシップ制度にも関わり、家族のあり方についても講演。2019年にIGLTA主催LGBTツーリズム世界会議に世界で7人中の1人として選ばれ、ニューヨークに招待された。2020年に三重県の推薦枠で伊勢市の聖火ランナーに選ばれ、21年に三重県の多様な性に関する条例、三重県のパートナーシップ制度にかかわった。
講演では近年、テレビなどで「LGBT」という言葉を見かけるようになり、性の多様性について一緒に考えていくことで「誰もが過ごしやすいまち」を目指していくためのヒントについて講師自身の経験とあわせて伝える。
入場無料で定員50人。参加は事前に申し込みが必要で参加したい人は見附市市民生活課市民相談係へ電話(0258-62-1700・内線151)、FAX(0258-62-7062)、Eメール(shiminseikatsu@city.mitsuke.niigata.jp)で参加者数、代表者名、電話番号を知らせる。