新潟県燕市を含む4都市の少年野球チームが対戦する3年ぶりの「東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会」が12日、スポーツランド燕で開幕した。
スワローズとコラボレーション事業を進める燕市と、スワローズのキャンプ地になっている愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市の4都市から代表1チームずつが出場して毎年、会場を持ち回りで開かれている。
新型コロナウイルス感染症の影響で2年続けて中止になり、3年ぶりの開催となる第10回大会。燕市は予選大会を開き、優勝した吉田地区の南小スターズが出場し、ほかの3都市は選抜選手で編成する代表チームが出場している。
13日まで2日間の日程で、12日は燕市と西都市、松山市と浦添市がそれぞれ対戦し、13日はそれぞれの勝ったチームで決勝戦、負けたチームで3位決定戦を行う。
午後3時半から全チームそろっての開会式に先立って、1時半から開始式を行って先に燕市と西都市の試合を行った。
スワローズから衣笠剛球団社長とスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」、山崎晃大朗外野手と太田賢吾内野手も来燕。開始式で鈴木力燕市長があいさつ、始球式を行って幕を開けた。
スポーツの秋にふさわしい汗ばむような絶好の秋晴れに恵まれた。南小スターズは5年ぶり監督は「令和4年度の集大成ということで頑張っていこう!」と選手に発破をかけ、選手も円陣を組んで「最後まで笑顔で頑張ろう!」と気勢を上げていた。
燕市代表は1度、第5回大会で燕南野球スポーツ少年団が優勝しており、南小スターズは5年ぶりの燕市優勝を目指す。また、13日の閉会式終了後は4チームの選手が燕市産業史料館で「タンブラー鎚目入れ」を体験する。