21日午後、新潟県警三条署で火災が発生し、敷地内にある車庫が全焼した。
午後1時45分ごろ、三条署職員が車庫から煙が出ているのを見つけ、三条市消防本部に通報するとともに職員で初期消火にあたった。鉄骨平屋建ての車庫約273平方メートルを全焼し、2時56分に火は消えた。けが人などはなく、出火原因などは捜査中。
車庫には向かって右端にバス1台と、そのほか12台分の車両を格納できるほか、検死スペースもあった。出火当時はそのうちバス1台と捜査車両2台、事故車両の車とバイク1台ずつを入れてあったが、すべて廃車となりそうだ。
事故車両はすでに捜査を終わっており、車庫には捜査資料などもなかったため、捜査に影響はない。
車庫のシャッターはすべて閉まっていたことから、放火の可能性は低いと見ている。車庫内にはオイルや発電機があるが出火原因はわかっていない。
三条署では「皆さまに安全安心を提供する警察がご迷惑をおかけし、申し訳ない」とわびている。